視線を感じて…

じゃがりこー

通勤電車の中を見回したが、自分のほうを見ている人はひとりもいない。

  • っかしいなあ、と思いながらしばらくしたけどやっぱり誰かに見られてる感が消えない。
  • 今度は頭を巡らさず目だけ動かして様子を窺う。やっぱりいない…。視点をもとに戻そうとしてー。いた。
  • 石川さんが見てた
  • 正確に言うと、おっさんの読んでるス○ニチの紙面右下の梨華ちゃんがこっち見てたのだ。
  • おそらく写真集の広告であろう白黒の彼女は、白黒なくせしてがっちりとその存在感を示しているような気がした。
  • 余談:ニヤニヤしながら携帯うってる僕に不審そうな視線を送ってる隣のおっさんに気が付いたのはだいぶ後の事でした。